「プラセンタ」とは何?どんな効果があるの?更年期障害の改善にいいの?

一般的に「プラセンタ」と呼ばれているのは、胎盤から抽出されたエキスのことです。美

容や健康を維持するためにとても効果があると認められているのでその効果についてお話します。

 

プラセンタとは

母体と胎児を繋ぐ重要な器官である胎盤には、赤ちゃんへ酸素や栄養を送るなど大切な役割があり、出産までの間、妊娠を維持し胎児の成長を支えます。

プラセンタとはこの胎盤のことを指し示し、プラセンタエキスとは、哺乳類の胎盤から抽出された胎盤エキスのことをいいます。

 

プラセンタの成分

赤ちゃんの体を作るアミノ酸やタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどあらゆる成分が豊富でバランスよく含まれています。

1.タンパク質

1-1、アミノ酸
ヒトの体を形成するのに必要なタンパク質を作る20種類のアミノ酸を摂取することができる。

1-2、成長因子(EGFやFGF)

成長因子が肌や体の細胞の新陳代謝を整え、お肌に潤いを与えたり、

乱れたホルモンバランスを調整したり、肌や体の傷ついた部分を修復します。

特に、成長因子を含むことはプラセンタの最大の特徴です。

 

1-3、酵素等

生命の維持に関わる約100種類近くの酵素が消化、吸収、代謝、排泄などを司っています。

体内で作られる酵素には限りがあり、不足すると生命活動に支障をきたしてしまいます。

2、糖質

人間のエネルギー源として「ブドウ糖」は欠かせません。

不足すると、体が疲れやすかったり、肌荒れの原因になります。

 

3、脂質

脂質が不足すると、血管や細胞膜が弱くなり、脳出血の可能性が高まります。また、疲れやすくなり、体力の低下を招きます。

お肌には脂質を補給することで、ハリや潤いを与え乾燥からお肌を守ります。

 

5、ミネラル、ビタミン

体の構成材料となったり、生体機能の調節を行ったり、補酵素として働いたりします。

 

その他、生理活性成分として核酸は遺伝子の修復や新陳代謝の調整やエイジングケアに作用したり、活性ペプチドは抗酸化力を向上させています。

健康な肌をつくるムコ多糖体は細胞同士をつなげる役割をし、スポンジのような働きで水分を保ちます。(ヒアルロン酸やコンドロイチンなど)

 

プラセンタにはどんな効果があるの?

 1、美白、水分保持効果

プラセンタは厚生労働省から認可されている美白成分です。

プラセンタはチロシナーゼという酵素の働きを抑制することから、メラニンの生成を抑えてシミを作りにくくします。

肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーが正常化することで、肌のキメが整い、水分保持や美白に働きかけます。

シミやニキビ跡など、色素沈着タイプの肌トラブルの改善にも有効です。

 

2、成長因子(EGF・FGF)の働きで肌に弾力

プラセンタの一番の特徴はこの成長因子(グロースファクター)が細胞の成長を促します。

EGF(上皮成長因子)やFGF(繊維芽細胞成長因子)と呼ばれる成分が、

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細胞分裂を活発にします。肌にハリ、弾力を与えシワが目立ちにくくなる効果が期待できます。

 

3、アンチエイジング効果

プラセンタには活性酸素を抑制する作用があります。

紫外線やストレスによって、体内で急激に活性酸素が増加することで、細胞膜にある脂質が酸化します。

酸化によって細胞を傷つけシミやシワをプラセンタの抗酸化作用でそれを防ぐことが出来るのです。

老化に伴い私たちの身体の中で発生する活性酸素を抑制してくれます。

 

 

4、免疫力を高める効果

プラセンタに含まれる核酸やアミノ酸などの栄養素が肝臓の栄養となり、免疫力を高める効果が期待されます。

また肝臓には体に入った有害なものを解毒する働きがあるのでデトックス効果が高まります。

 

更年期障害の改善

40代半ば以降に急激に女性ホルモンが減少すると、更年期障害と呼ばれる症状が出てきます。

1、更年期障害の原因

閉経が近づくと卵巣機能が低下し、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が急激に減少することによってホルモンのバランスが崩れます。

エストロゲンの分泌低下は健康にも大きな影響を及ぼし、自律神経のバランスも乱れや

、高脂血症(脂質異常症)や動脈硬化などの生活習慣病、骨粗しょう症などを引き起こしやすくなります。

 

2、更年期障害の症状

血管神経系
●ホットフラッシュ、動悸

自律神経系
●のぼせ、ほてり、発汗

精神神経系
●めまい、鬱、イライラ、集中力の低下、不眠

肌の衰え
●シミ、シワ、くすみ

骨代謝の衰え
●肩こり、腰痛、関節痛

この様な症状をプラセンタによって、ホルモンバランスを整え改善することが期待できます。

 

-まとめ-

 

更年期の症状は早ければ30代後半でも現れます。

日常生活や食生活の乱れなど、特に無理なダイエットが影響を及ぼしたりもします。

私自身は精神的な更年期の症状はなかったですが、友人の中で、朝具合が悪くなり、起きれなくなっていたのが、プラセンタで症状が緩和されていました。

 

プラセンタを摂取したり、お肌に取り入れることで、自律神経が整ったり、免疫力があがり、更年期を快適に過ごすことができる可能性があるので、お悩みの方は一度お試しになる価値はあるのではないでしょうか。

更年期障害は女性だけに起こるものではありません、男性にも更年期障害であるという知識がないだけ、もしくは認めたくないだけで、そのまま放置して症状が悪化している方もいると思います。

また、女性の更年期障害は、子供を産むという大役を終え、閉経が近づくと卵巣機能が低下し起こることです。男性からみると理解しがたいことかもわかりませんが、症状が重い方にとっては家族の理解が必要です。思いやりをもって考えてみましょう。

元気に歳を重ねるためには、性別関係なく、更年期以降に起る体の変化を知り、備えることが大切ですね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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