日焼け後の皮むけをきれいにするにはどうしたらいいの?そもそも皮がなぜめくれるの?

日に焼けってしまうと赤くなって炎症を起こし、
赤味がおさまると皮がめくれてきますね!

それがむらになってきたりすると、
早くめくりたくなってしまう気持ち・・・

わかります!

そこで、できるだけきれいに皮をめくるには
どうしたらいいのか、
その後シミにしないためにどうすればいいの
かご紹介しますね♪

日焼けするとなぜ皮がめくれるの?

日焼けするとなぜ皮がめくれるの?

日焼けは軽いやけどと同じです。

日焼けによる皮のめくれは、急激に強い紫外線
を浴びることによって、やけどのような炎症を
おこして、
皮膚表面の角質層の死んだ組織が皮状になって
はがれおちたもの
なのです。

通常でも死んだ細胞は、少しずつとなって
はがれています。

新陳代謝(ターンオーバー)によって
新しい細胞が皮膚を生成し、
寿命がくると古くなった皮膚は自然と剥がれて
いるのです。

急激な日焼けによって異常に乾燥し、
皮がめくれている肌は、一生懸命
新しい皮膚を生み出して修復している
状態なのです。

つまり、新しい皮膚を生み出しているから
皮がめくれるのです。

皮をむりやり剝くとどうなるの?

前述のとおり、新しい皮膚が再生された状態で
あれば、皮をめくっても問題ないですが、

よくあるのが、
少しめくれたところの皮をひっぱって、
まだ再生できていない肌までめくってしまったり、
無理やり剥けていない所をむいてしまうパターンです。

皮をむりやり剝くとどうなるの?

これは、肌がまだ未成熟な娘細胞の状態で、
とても無防備な肌を世間にさらすことになります。

すなわちこの状態は、
紫外線や細菌から守るためのバリア機能がない
ので、シミにもなりやすく、
まだらになる可能性もあり、非常に危険なのです。

無理やり皮をはがすというのは、
とてもリスクの高いことなので、
めくりたい気持ちはわかりますが、
ぐっとこらえて我慢しましょう。

皮がむけてきたとききれいにするにはどうすればいいの?

入浴時の注意点

お風呂に入ると、
皮膚がふやけて皮がはがれやすくなります。

かといって、タオルでゴシゴシ洗うと、
無理やりはがしてしまったり、
弱っている肌を刺激し、さらに炎症をおこして
しまう可能性もあるので、
手でやさしくなでるように洗いましょう。

入浴後タオルでふき取るときも、
優しく水分を取るようにしてください。

入浴後のケア

また、かゆみもともなうことが多いので、
ついつい掻いてしまうと肌をキズつけてしまいます。

そんなときは、お風呂上りの清潔な肌に、
先にローションで水分を補給してから、
白色ワセリンや、アロエ入りのクリームなどを
やさしくクルクルとマッサージしながら塗ると
かゆみも楽になります。

アロエクリームは消炎作用のほかに、
シミそばかす、メラニンの生成を抑制する
はたらきもあります。

またラベンダーなどのアロマオイルもおすすめです。

日焼け後のケアや保湿に有効な鎮静、抗炎症、
殺菌、癒傷作用があり、皮膚の細胞の活性化を
助けてくれます。

灼けた肌は極端に乾燥していますから
ローションでたっぷり保湿して、
水分を蒸発させないためにもクリームやオイル
やさしくマッサージしながら油分でフタを
してあげてください。

日焼け後の肌をきれいにするために気をつけること

日焼け後の肌をきれいにするために気をつけること

日焼けしてしまった肌をきれいに早く戻すには!

  • 基本的に無理やりはがさない!
  • 保湿する
  • 栄養補給
  • 紫外線から肌を守る

以上を心がけてください。

かゆみがある場合

日焼け後の肌は、とても敏感になっていて、
掻くとよけいに皮膚を傷つけて細菌感染
を起こす恐れがあるので、掻くのは我慢しま
しょう。

まだ炎症をおこしている場合はまず冷やすこと!

我慢できない時は、前述のようにオイルや
クリームでやさしくマッサージすると軽減します。

炎症が納まっていれば、皮がむけかけた時に
かゆみが発生した場合、ムヒも効果はあります。
但し、ムヒS以外はステロイド剤が入っている
ので、広範囲には使わないようにしましょう。

詳しくはこちらから↓

日焼け後の肌のつらいかゆみの抑え方、なぜかゆくなるの?正しい対処方法は?

保湿

とにもかくにも、保湿することが一番です。

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日焼けは軽いやけどと同じなので、
全身灼けていればやけどの度合いも酷いわけで、
全身カラカラ状態です。
それだけ体の中からも外からも水分が必要なのです。

炎症がまだおさまっていないのであれば、
冷やすことが第一です。
カーマインローションやアロエローションで
まずは炎症をおさめます。

その後炎症がおさまってきたら上記のように、
保湿ローションとクリームやオイルでしっかり
保湿します。

この時に美白化粧水などを使いたくなる気持ち
はわかりますが、
皮脂膜がなくなり、肌がダメージを受けた状態
では、一部の美白有効成分が刺激になる場合が
あるので、完全に傷みや赤味がなくなってから
使用するようにしましょう。
皮が自然にはがれた状態であれば大丈夫です。

紫外線から肌を守る

紫外線から肌を守る

日焼け後の肌は紫外線や細菌から守るための
バリア機能がない
ので、シミにもなりやすい
状態なので、
普段以上の紫外線対策をこころがけましょう。

日傘や帽子、手袋などで直接紫外線を浴びない
ようにします。

日焼け止めも必要ですが、肌が非常に敏感な
状態になっていますので、
できるだけ刺激の少ない敏感肌用の日焼け止め
を選びましょう。

日に焼けたくないからといって、
ウオータープルーフなどの強力な日焼け止め
を塗ると、敏感になっている肌にはとても負担
になり、クレンジングで落とさなければ、
とれないので、さらに乾燥しやすくなってしまいます。

できるだけ負担の少ない、赤ちゃんや子供でも
塗れる日焼け止めは、お湯やせっけんで落とせる
のでおすすめです。

日焼け止め敏感肌用の正しい選び方 おすすめUVファンデとCCクリームも

栄養補給

日焼けをしたあとは体力も低下しています。
体の中の水分も必要としており、栄養補給と
バランスのとれた食事で回復を促しましょう。

日焼け後の肌を回復させるには、
ビタミンC、E、A、リコピンなどを摂る
ことが効果的です。

ビタミンC

抗酸化作用や美白、メラニン色素に変換して
しまうチロシナーゼの働きを抑える効果があります。

栄養補給

イチゴ、レモン、オレンジ、みかん、柿
トマト、キュウリ、大根、キャベツ、青菜類、
動物性のものには、レバー、牛乳など

ただし、ビタミンCは熱に弱いので加熱処理
してしまうと破壊されてしまうので、
おすすめなのは、ジャガイモです。

ジャガイモに含まれるビタミンCは熱によって
破壊されづらいので適しています。

ビタミンA(βカロテン)

皮膚や粘膜を保護する働きや抗酸化作用があります。

栄養補給

かぼちゃ、人参、トマト

海や山に出かける2~3日前から、人参、トマト
のジュースやかぼちゃのスープを多く摂って
おくと、皮膚が赤くなりヒリヒリするまでの
時間を長引かせることができます。

つまり、からだの中から紫外線防御効果が
期待できるのです。
日光過敏症の方にも効果があります。

βカロテンは熱を加えても変性することは
ないので、煮たり、ゆでたりして、
たくさん摂取するといいですね!

ビタミンE

高い抗酸化作用で血行を良くし、新陳代謝を促します。

栄養補給

ダイズなどの豆類、ゴマ、納豆、アボカド

リコピン

抗酸化作用が高く、特に紫外線を浴びた時の
活性酸素に対する抗酸化力や
メラニン生成を抑える効果が期待できます。

栄養補給

トマト、スイカ、ニンジン、パパイヤ、柿

-おしまいに-

いかがでしたか?

日焼け後の皮むけをきれいに回復させるには
どうしたらいいのかご理解いただけたでしょうか?

私も若いころは何も考えずにぼろぼろ皮を
むいていたことがあります。

20代の若い時に無謀なことをした肩のシミは
いまだに沢山残っています。

日焼けしてしまったら、できるだけ肌をいたわり
保湿することで回復を促してあげてください。

できることなら、
日焼けをする前に、こまめな対策をしましょうね♪

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