これからの乾燥肌対策:乾燥肌の原因とその対策

今年は長引く暑さが異常で、秋は短く空気が乾燥する季節がすぐそこにやってきます。
実は夏もエアコンでお肌は乾燥しています。外気の湿気が多いので感じにくくなっているだけなのです。

お肌の乾燥は全てのお肌トラブルの原因になります。
本当に必要なのは「水分」と「水分をつなぎとめる力」!
肌荒れ、毛穴の開き、シミ、シワ、たるみ等、全ての大きな要因となりますので、今から保湿対策しておきましょう!

お肌の「乾燥」は全てのお肌トラブルの元凶!正しいホームケアやパックで乾燥肌から脱却しましょう!

乾燥肌ってどんな症状?

  • カサカサしている
  • ゴワゴワして手触りが硬い
  • 何となく肌がつっぱる
  • 笑った時に小じわが出る
  • 粉が吹いたような感じ

このような症状はお肌の一番外側の、角質層のバリア機能が低下して、紫外線や外気からの守りが弱くなっているためおこるのです。
ではなぜ肌は乾燥するのでしょうか?


乾燥肌の原因って何?

お肌の一番外側の、角質層のバリア機能が低下すると言われてもピンときせんよね!
簡単に言うと、お家の『屋根』がないところで生活している状態です。
『屋根』がないので紫外線も浴び放題、外気の花粉やほこり、細菌や有害物質も入りたい放題の状態です。
この屋根は、皮膚の一番外側にあるうすーーーい皮脂膜と、その下に角質層で、紫外線や外からの刺激から守ってくれています。その薄さ0,02mm!ラップ2枚分位で水分蒸発を防ぎバリア機能を担ってくれてるのです。
そのうすーーーい角質層で水分蒸発を防ぐ「保湿機能」と「バリア機能」が崩壊して乾燥を招くことが肌乾燥につながります。

乾燥する要因として、 

普段の間違った洗顔方やお手入れ方法

クレンジングや洗顔の時に肌をこすったり、熱いお湯で洗顔したり、タオルでゴシゴシ拭き 取ったりすることで角質層を傷つけます。

日焼け・紫外線によるダメージ

紫外線にあたりすぎると活性酸素が異常に発生、肌内部の乾燥が進みインナードライ(肌の表面はベタついているのに内部の乾燥が進む)になりやすくなリます。

栄養不足

美肌に絶対必要なビタミンA、肌の新陳代謝を促すビタミンB2、B6、肌のバリア機能を正常に保つ必須脂肪酸が不足すると乾燥しやすくなります。

加齢

年齢を重ねるごとに肌に弾力を与えるコラーゲン、水分を蓄えるヒアルロン酸やセラミド、水分の蒸発を防ぐ皮脂が減少すること。また体の筋肉量が減ることで水分量自体が減少して乾燥してしまうのです。

湿度の低下

湿度が60%を下回ると肌の水分が外気に奪われて乾燥肌に陥ります。

睡眠不足、ストレス

生活習慣の乱れは自律神経の乱れとなり肌の細胞が正常なサイクルで代謝しなくなり、バリア機能の低下をもたらします。

ホルモンバランスの変化

妊娠、出産時や更年期など特にホルモンバランスが乱れやすく、ターンオーバーも乱れがちになります。

夏ごもりによる乾燥

猛暑が当たり前の今日ですが、冷房が効いた室内にこもりがちになることで運動不足からの筋肉量の低下、骨量の減少により代謝が落ちて乾燥や老化に繋がります。

夏は湿度が高いので乾燥を感じず、保湿を気しない方が多いのではないでしょうか。
実は夏でも扇風機の風やエアコンによって水分が奪われ、強い紫外線によるダメージを受けやすくなるため、肌内部のインナードライになる傾向もあります。
肌の表面は皮脂でベタつくのに肌の中は乾燥している状態です。
そのまま放っておくと乾燥が進みさまざまな肌トラブルの原因になりますので、早めの保湿対策をとりましょう。

肌が必要としているのは「水分」だけでなく「水分をつなぎとめておく力』

保湿しても乾燥してしまうのはなぜ?

引用:https://prtimes.jp/i/41232/281/resize/
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お風呂やプールに入っても水が体の中に入ってくることはありませんよね!
人間は生きている間は角質層の下の顆粒以下はプラスとマイナスの電気を帯びていて、その生体電位のバリア機能で水分が体の内側に入ってこないようになっています。
つまり、いくら化粧水を浴びるように浸透させようとしても、うすーーーい角質層の10層ほどの内に浸透するのは2〜3層というわずかな量なのです。
なので沢山水分を補給したと思っていても実際には保湿までには至っていないのです。


保湿に必要な『結合水』の増やし方

肌の水分は15〜20%存在します。その水には『自由水』と『結合水』という形態があります。

『自由水』は自由に肌の内部を動き回ることができて、気温や乾燥などの環境によって蒸発してしまうものです。
化粧水や保湿剤も皮膚に残れば自由水です。

『結合水』は角質層内で脂質やアミノ酸と結合している水なので、蒸発しにくく、肌が結合水を十分に抱え込めば肌奥から潤うことができるのです。

この潤いを保つためには残念ながら、普通の化粧水や乳液に含まれている保湿成分では自由水しか保つことができません。
セラアミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分配合されているものが有効で、セラミドは細胞間脂質(角質細胞同士の間を埋めている脂質)の一種で、肌の水分の約80%を保持しているといわれています。

『結合水』を増やすための対策法

そもそも肌の水分って、どこからやってくるのでしょう?
外部から与えるのではなく、体の内側からですよね! 
人には環境が変化しても内部の状態が一定に保たれる『ホメオスタシス』という仕組みを持っています。
つまり、肌もこの生態機能を持っていいて、この『ホメオスタシス』を高めれば、水分保持する能力も高まるという分です。
水分を外から補うのではなく、肌自体の自活力を高める成分を取り入れるということなのです。

乾燥対策には「免疫美容」

乾燥対策に必要な栄養を積極的に摂取

セラミドは肌内部でも作られますが年齢と共に合成する力が低下し減ってしまいます。
セラミドが増えれば結合水は肌内部に留まりやすくなるので、食事からも積極的に取り入れましょう。

セラミドを増やすための食品

生芋こんにゃく、大豆などの豆類、アボガド、ひじき、ゴボウ、黒ごま、わかめ、ほうれん草、米、麦など

ビタミンA(にんじん、レバー、ほうれん草、卵など)

皮膚のバリア機能を強める効果があります。外部の刺激から肌を守り、水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。

ビタミンB群

B2 皮膚の粘膜などの細胞の再生に納豆、アーモンド、モロヘイヤなど
B6 鶏肉、マグロ、カツオなど
特にビタミンB3(ニコチン酸)は肌の再生をサポートし乾燥によるダメージを修復してくれます。

ビタミンC(レモン、イチゴ、ブロッコリー、じゃがいもなど)

肌の弾力やハリを保つためのコラーゲンの生成を促進します。
ビタミンCの抗酸化作用は乾燥によって生じる肌の赤みや炎症を和らげ、健康的な肌に導
きます。

ビタミンE(アーモンド、アボガド、かぼちゃなど)

細胞膜の健康を維持しターンオーバーを促進する役割や、肌の水分を保持する能力でバリア機能を高め乾燥を予防します。
またビタミンCと同様、抗酸化力が高いので、炎症を和らげます。

亜鉛(牡蠣、牛赤身肉、豚、レバー、チーズなど)

乾燥肌にとって非常に重要なミネラルです。
肌の細胞の再生と修復をサポートし皮膚や粘膜を健康な状態を維持するのに重要な役目を果たします。

オメガ-3脂肪酸(イワシ、サバ、エゴマ油など)

栄養学では必須脂肪酸として健康維持のため積極的に摂るよう推奨されていますが、
肌に必要な皮脂の原料で乾燥肌のケアにも非常に有効とされています。
オメガ-3脂肪酸は細胞膜の健康を維持し、肌の柔軟性や水分を保持して乾燥から守ります。


<免疫美容>与えるだけではなく肌の内部から細胞を入れ替える
EPP -ⅡスキンケアシリーズVIAGE

ここで、毎日のホームケアで使うことで乾燥肌を改善することが期待できる化粧品を紹介します。
VIAGEシリーズです。
とてもシンプルで、クレンジング、洗顔、ローション、ジェルの4アイテムですが、
EPPⅡ』という生体水に限りなく近い水を使用し「自然回帰作用」があります。
「自然回帰作用」とは、
活性酸素や紫外線によって酸化した細胞を活性化、
栄養に満ちたエネルギーの高い細胞に回帰させ、
肌本来の自活力を高めて内側から細胞を入れ替える機能です。

<EPPⅡローション>目的:角質層に水分を与える
人間が本来持つ生体水に限りなく近いものなので、細胞膜をくぐり抜け、
肌にスムーズに吸収され自分の力で水と油分を出して皮脂膜を作ります。
また、死海水(60種類以上のミネラル含む)によって機能を高めると同時に、
毒素を排出します。

<EPPⅡタラソジェル>目的:水分補給・お肌の鎮静
EPPⅡとブルターニュ産の褐藻エキスの優れた保湿、鎮静力と
肌のホメオスタシスに働きかけ本来の自活力を向上させます。
リピジュアという保水性に優れたうるおいベールを作ります。
アロエベラエキス液汁の消炎効果とメラニン産生抑制。
プラチナの活性酸素11種類全て除去し還元して美白へ導きます

これからの乾燥肌対策:乾燥肌の原因とその対策まとめ

特に秋、冬の向かって乾燥肌に悩む方が増えてきますが、すでに夏場に始まっています。
特に注意したいのが携帯用のミニ扇風機です。
常に風邪を顔に向けていると確かに涼しいのですが、普通肌の方でも乾燥が進んでいます。
外気が乾燥してくると慌てるのですが、そうなる前にバランスの良い食事に気をつけ、普段お使いの化粧品にも関心を寄せてみてください。
何を使ったら良いのかわからないという方が多いので参考になれば幸いです。

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