おもてなし/お茶・お菓子編
今日は来客時のお茶やお菓子のもてなし方と退出時のマナーについて
お話します。
お茶とお菓子の出し方
洋室
再度テーブルがあればお盆はその上に、なければテーブルの下座の隅に置く。
茶菓はお客様の右斜め前から出し、次にお茶を出します。
お客様の左側にお菓子、右側にお茶になります。
和室
①お盆にお茶と茶宅を別々に置き、おしぼりとお茶菓子をのせてお部屋の
前まで運びます。
②ふすまの前で正座し、お盆を置いてふすまを開けます。
③お盆を先に部屋の中へ移し、両手と膝で室内にスムーズににじり入る。
④お客様にお尻を向けないよう斜め向きでふすまを閉めます。
⑤お部屋へ入ったら、座った受胎のまま体を斜めにひねり、ふすまを静かに
両手で閉め、下座へ進み畳の上にお盆を置きます。
⑥お客様からみて右側にお茶、左側にお菓子となるように出します。
それほど改まった場でなければ立ったままで少しかがみ、視線を落として出
入りしましょう。
※お茶のお替りは30分を目安に飲み残しをこぼす器を用意して、お茶はお盆の
中で茶たくをはずして注ぎます。底が濡れていないか確認しましょう。
※お菓子のおもたせは、もてなす側が用意するものなので正式な場では失礼です。
親しい間がらであれば「おもたせをいただいてもよろしいですか」と聞いて
一緒にいただくのは問題ありません。
お茶とお菓子のいただき方
日本茶
お茶は相手が「どうぞ」といわれたら飲みましょう。できるだけ熱いうちに
前部飲み干すようにするのがマナーです。味だけではなく、色や香りも楽しみ
ましょう。
①「いただきます」と軽く会釈してからいただきます。
①左手を茶椀に沿え右手の親指と人差し指ででふたのつまみを持ちます。
②手前を持ち上げ、ふたの淵にそってゆっくりとふたの裏のしずくをお茶の中
に落とします。
③右側に裏をむけて置きます。
④飲むときは右手に茶碗を持ち左手は底に添えてズルズル音をたてないように
飲みます。
⑤飲み終わったら静かにふたを元に戻します。ふたのしずくがテーブルにこぼれ
ないように茶碗の上でふたを返し、元通りにします。
和菓子
●お菓子お茶には口を付けてからいただきます。
●和菓子は黒文字(黒っぽい太めのつま楊枝)などが一緒に用意されているので
一口大に切っていただきます。串にささっている団子などは、くしから抜き、
その串でいただきます。
●こぼしたりしないように菓子皿を持ってもかまいませんが、前かがみに顔を
お菓子へ近づかないように、お菓子を持った手を口に近づけるようにしま
しょう。
●食べ終わったら黒文字は銀紙や懐紙に包んで汚れを隠します。
●おせんべいは懐紙やお皿の上で一口大に割って食べましょう。袋菓子として
出された場合は、袋の中で割ってから食べます。
コーヒー、紅茶

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
またお目にかかれることを、楽しみにしております。
🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀