オーガニックの日焼け止めの選び方 おすすめベストセレクト
日差しが気になる季節に日焼け止めは今や必需品になっていますね。
毎日使う上に特に夏場はまめな塗りなおしが必要になってきます。
日焼け止めにも色々ありますので、できるだけ肌に負担のないものを選びたいですよね。
そこでオーガニックの日焼け止めなら、肌に優しくて敏感肌の方でも安心です。
ここでは、自然由来のオーガニックの日焼け止めの選び方について、また、おすすめセレクトをご紹介したいと思います。
もくじ
オーガニックの日焼け止めの選び方
オーガニック成分の割合をチェックする
オーガニックの日焼け止めを購入する際は、「何%がオーガニック成分なのか」、使われている原材料をまずチェックしましょう。
実は、日本には現在、オーガニック化粧品に対する認証する機関がありません。
そのため、表記に明確な基準がないため、原材料に少しだけ入っているだけで「オーガニック」と表示できてしまうのです。
そのため、日本製のオーガニック化粧品は、基本的には各社で独自の無農薬栽培によって作られたもので製品化されていますが、安心できるメーカーか、メーカー独自で厳しい基準を設けているかなどで判断しましょう。
海外の製品では国によって、認証基準を設けて販売されています。
例えばヨーロッパのオーガニックコスメ認証団体【NaTrue】では★星の数で含まれる成分の割合が表示されてたり、オーストラリアで最大の認証団体【ACO】では、化学合成成分は一切使用されていない100%天然成分でないと認められない、という厳しい基準になっているので、認証マークも判断の基準になります。
実はオーガニックコスメ=肌にやさしいではない
植物には肌によいといわれる成分が含まれており、その効果を得るために化粧品に配合されます。
その反面、まだわかっていないことが多いのも事実。
研究が追いついておらず、実は肌にとってよくない成分や、肌にとって強すぎる成分が含まれている可能性も否定できません。
このことから「成分や効果がはっきりと分かっている化学成分をあえて使用する」というブランドも多いのです。
肌の弱い人に配慮して作られた製品も多いため、「使ってからすぐにかぶれる」ということは稀ですが、「オーガニック=やさしい」ではないことを知っておく必要はあります。
引用: www.skincare-univ.com/article/000653/
保湿成分とダメージケア成分をチェック
オーガニック日焼け止めに、保湿成分とダメージケア成分が配合されているものを選びましょう。
例えば、肌の乾燥を防いでくれるヒアルロン酸やシアバター。
シアバターは乾燥から肌を守るオレイン酸やビタミンを多く含みしっかり保湿してくれます。
紫外線ダメージを受けた肌をケアしてくれる、ローズウォーター、カモミールエキス、アロエベラエキスなどの植物エキスは、炎症を起こした肌を正常な状態に戻してくれます。
避けた方がよい成分のチェック
分解されにくく自然に還りづらい、合成防腐剤や界面活性剤などが使われているかどうか確認しましょう。
発ガン性物質やアレルギーの影響も問題視されている紫外線吸収剤の成分も注意が必要です。
例えば、「オキシベンゾン」、「パルソールA」、「パラアミノ安息香酸」などが挙げられます。
体質にあわせて選ぶようにする
なんらかのアレルギーを持つ人は、どのような天然素材が使われているのかをよく確認しましょう。
いくらオーガニックといっても、肌との相性が悪ければ肌トラブルを招いてしまうおそれがあります。
オーガニック化粧品を購入する際は、自分の体質や肌に合ったものを選ぶことが大切です。
オーガニック日焼け止めのおすすめセレクト
ソレオオーガニックス
オーガニック先進国オーストラリア発、100%天然由来成分の日焼け止めクリーム
天然UVカット効果を持つクプアスバターとミネラル(酸化亜鉛)で、紫外線をしっかりブロックします。独自の亜鉛技術により、白く残らない透明感のあるつけ心地を実現!
■SPF30+(UV-A、UV-B対応)
■汗や水に強いウォータープルーフ
オーガニック保湿成分でうるおう!!
自然の恵みを豊富に含んだオーガニック保湿成分で紫外線ダメージを受けた肌にうるおいを与えて保護し、すこやかな肌へ導いてくれます。
【オーガニック保湿成分】
ブドウ種子油、ヒマワリ種子油、ミツロウ、テオブロマグランジフロルム種子脂(クプアスバター)、サフラワー油、ローマカミツレ花エキス…など全14種
HANA
天然100%オーガニック美白、肌の刺激となる成分を排除。
・オーガニック比率99.7%
・ナノ化成分不使用
・肌ストレス0でSPF30 PA++
酸化チタンをナノ化せず、油脂などでコーティングすることで、どこまでも肌への優しさに配慮した日焼け止めです。
・美容成分85%
・2つのローズの力で肌の炎症を鎮める
・ホワイトカカオ、オウゴンがブルーライトやPM2.5による肌ダメージをケア
ALOBABY アロベビー UVクリーム
植物由来の安全性の高い合成界面活性剤を使用、100%天然由来成分
無添加無着色の天然オイル使用
50年以上スキンケアなどの製造実績をもつメーカーの協力により、開発から生産まで全て日本製にこだわりました。世界的オーガニック基準のエコサート認証を取得しています。
合成された紫外線吸収剤を使用せず、敏感な赤ちゃんの肌に負担が少ない処方です。
ベタつかない使用感ですっと肌に馴染みます。
白浮きしにくいのでママの化粧下地にも使え、使用後は簡単にお湯で洗い流せます。
ママバターUVケアクリーム
ナチュラルなシアバターを5%も配合しています。シアの実から採取される植物性油脂には、乾燥から肌を守る「オレイン酸」、そしてビタミンなどの美肌のもとが豊富に含まれており、全身の気になる乾燥・かさつきをしっとりと保湿します。
無添加処方のため、紫外線吸収剤・鉱物油・合成香料・合成着色料・パラベンなどは含まれていません。
主成分となるDPG(ジプロプレングリコール)は、とうもろこしやりんごなどの自然植物から作られる保湿剤で、ベタつきが少なくさらりとした使用感が特徴です。肌への刺激が少なく環境にも優しいことで知られています。
エーデルワイスUVプロテクト
オーガニックコスメとして世界的に有名な『ヴェレダ』の日本限定バージョンです。
天然由来成分のみで紫外線を防ぐ 効果と使いやすさもUPしてリニューアル。
スイスで有機栽培されたエーデルワイスエキスを原料に、1年通して心地よく肌を守る、オーガニックの日焼け止めです。そのほかにも、アロエベラ、サンシキスミレ、カレンドラ、カモミールなどの保湿成分が豊富に含まれています
紫外線から肌を守りながら、しっとりみずみずしい潤いを与え、赤ちゃんから使えます。
- オーガニック認証(ネイトゥルー)取得
- SPF38 PA++
- 日本人の肌に合わせて開発
- 天然由来成分100%
- 紫外線吸収剤、合成保存料、合成香料、鉱物油不使用
- 最終製品にて、ナノ粒子を含有していないことを測定済み
-あとがき-
いかがでしたか?
オーガニックの日焼け止めは有機素材で作られた安全性を考慮されたものではありますが、
必ずしも肌にやさしいものばかりではないことはご理解いただけたでしょうか?
日本にはオーガニックの基準がないことを知ったうえで、自分にあったものを選ばないと、場合によってはアレルギーなどの反応が出てしまうこともあり得ますので、購入する際に成分をしっかりチェックしましょうね。
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