女性の薄毛、抜け毛の予防はどうするの?改善方法は?

前回の薄毛・抜け毛の原因についてはこちらをご覧ください。

今日はその予防と改善方法についてお話します。

抜け毛を予防するには、まずは頭皮の環境を整えることからです。

頭皮は土壌のようなのもです。豊かな土壌には美味しくて元気な作物が育つのと同様に、

頭皮の環境を整えることで、頭皮細胞が元気になり美しく元気な髪が生えてきます。

元気な髪を育てるには、新鮮な酸素と十分な栄養素を含んだ血液が必要です。

毛根にある毛母細胞でつくられた髪は毛穴を通って伸びていきますが、皮脂のつまりなどで不衛生になるとダメージを受けます。

よって、衛生的な環境を整えてあげることが大切です。

シャンプーを見直す

基本的には中性・弱酸性成分のシャンプーが頭皮には最適です。

髪にやさしく、泡切れのよいものを選びましょう。

アルカリ性シャンプーは髪の油分を奪うので鉱物油を混ぜて、髪が柔らかくなるように調合されている事が多いです。

また、皮脂を根こそぎ取り除いて、油分のないキシキシした髪になります。

そうするとからだは皮脂がなくなりすぎて足りないと思い、より多くの皮脂を生み出すので、逆効果なのです。

なかなか洗い流せないシャンプーは危険です。シャンプーを選ぶ際は「弱酸性」と記述があるものを検討しましょう。

アミノ酸シャンプーは、髪や頭皮やさしいのが特徴で、人気№1です。

成分表示に「グリシン・メチルアラニン・グルタミン酸・メチルタウリン・サルコシン」という名称で表示されています。

洗浄力がやさしく、汚れと余分な皮脂は洗い流しますが、皮脂をおとしすぎないので、潤いも残してくれます。
刺激が少ないので、敏感肌、アトピーや抜け毛に悩む方にも効果的です。

高級アルコール系シャンプーや石鹸シャンプーは、皮脂に対する洗浄力が強く、 皮脂の落とし過ぎの傾向があります。

シャンプーの仕方を見直して頭皮を清潔に保つ

シャンプーは頭皮を洗うものです。頭皮はお顔の皮膚の延長で、洗顔と同じだと考えてください。

頭皮の汚れは強いシャワーであれば、シャンプーをつけなくてもほとんど落ちるそうですが、

シャンプーは泡立ててから、頭皮全体を爪をたてないように、指の腹でマッサージするように洗います。

強く洗いすぎると頭皮を傷つけてしまうのでやさしく洗って下さい。

髪を洗いすぎると、乾燥してフケが出やすくなったり、皮脂が過剰に出て脂っぽくなり、これが気持ち悪くて、また洗いすぎるという危険な悪循環が、抜け毛、薄毛を引き起こします。

頭皮ニキビやうなじニキビによくなる人もシャンプーを見直すことが、改善の早道です。

血行を良くする

頭皮の血行不良は頭皮環境を悪くし、頭皮の硬化につながります。

頭皮が硬くなると毛は育ちにくくなります。

頭皮の血行を良くするためには頭皮マッサージがとても有効です。

頭皮マッサージは副交感神経を刺激してリラックス効果を高める作用もあります。

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あくまでも心地よい強さで、シャンプー前に行うと、シャンプー時にお湯を使うことで更に血行を良くしてくれます。

新鮮な酸素と十分な栄養素を含んだ血液の流れをが滞らないように、毎日、やさしく頭皮を包みこむようにマッサージし、血行促進をはかりましょう。

びまん性脱毛症FAGA(女性男性型脱毛症)には大豆イソフラボンが効果的?

全体が薄い「びまん性脱毛症」、部分的に薄くなる「FAGA」、の人は頭皮環境を改善して髪の毛の太さを取り戻すことが大事です。

それには、減少している女性ホルモン『エストロゲン』を補う事が大きなポイントです。

大豆イソフラボン系のサプリメント・エクオールや亜鉛や鉄分など、育毛に必要な成分バランスを見極めて取り入れてみましょう。

大豆イソフラボンは、その構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ていることから、女性ホルモンのような作用をもっています。

しかし、大豆イソフラボンを摂取する際はエクオールを作れる人かどうかによって効果がかわります。

ヒトの大腸の腸内細菌の中に、大豆イソフラボン(ダイゼイン)をエクオールに変換してくれる「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌が見つかり、このエクオール産生菌がいるかどうかが重要だということがわかりました。

エクオールは、大豆イソフラボンが腸で吸収される時に、そのままの状態で吸収される人とエクオールという成分に変換して吸収する人がいます。

日本人で作れる人は残念ながら50%の割合だそうです。

要するに、半分の確立で、大豆イソフラボンは効果の出る人とでない人があるということです。

食生活の改善

日常の食生活の乱れが薄毛や抜け毛の原因となることがあります。

タンパク質は髪の成長に欠かせない栄養素で主要成分であるため、不足すると髪を健康に成長させる働きが低下します。

動物性タンパク質の肉類、魚、卵、植物性たんぱく質の大豆製品はたくさん含まれているので、毎日意識的に摂取しましょう。

その他にビタミン、ミネラル、亜鉛なども髪にとって重要な栄養素で、

緑黄色野菜にはビタミンやミネラル、レバーや牡蠣、魚介類などに含まれる亜鉛はビタミンの吸収率を高める作用があるので、一緒に摂取すると髪の生成が促進されます。

カラーやパーマを減らす

カラーやパーマに使う薬剤は刺激が強いので、髪や頭皮のためには、できるだけ避けるか回数を減らす方が無難です。

-まとめ-

このほかにも、育毛剤で改善される場合もありますが、育毛剤は頭皮の保湿をしたり、血行をよくしたり、炎症をおさえたりすることが目的なので、改善が見られない場合もあります。

いろいろなリスクもありますので、有効成分をよく確認して自分の頭皮にあっているか確認してから使いましょう。

また、抜け毛や薄毛の症状がひどい時は皮膚科やクリニック、専門機関で相談してみましょう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

?マナー&エステ サロンドクレモナ?

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