いちじくジャムとドライいちじくの作り方、その他の美味しい食べ方
毎年8月をすぎると、いちじくが美味しい時期
なり、毎日のように食べています。
いちじくは、とっても栄養価が高く、夏の
栄養補給には最適の果物です。
生で食べるほかに料理にも使えますし、
我が家では毎年ジャムやドライいちじくを
つくるのでご紹介しますね♪
皮ごとジャムにします。
少し色は濃くなりますが、皮には貴重な栄養
が含まれているのです。
いちじくの赤紫色の皮にはアントシアニンが
豊富に含まれていて、内臓脂肪の蓄積を抑える
効果や、活性酸素を抑制する効果があります。
農薬を心配される方もあると思いますが、
いちじくは病害虫に強いので無農薬栽培が
しやすいといわれています。
病気予防のための農薬を使ったとしても、
木の根元に使うので、葉や実(花)にはかける
ことがないそうです。
それでも、絶対というこではないので、
気になる方は無農薬のものをおすすめします。
もくじ
いちじくジャム
<材料>
・いちじく…500g
・グラニュー糖…50g
・レモン汁…大さじ3
・赤ワイン…50cc
<作り方>
- いちじくはへたの硬いところを取り、
やさしく洗ってざるで水切りをします。 - そのままざく切りにして砂糖とレモン汁
をかけ30分ほど置きます。 - 水が出てきたら鍋に入れ、赤ワインを
加えて中火にかけ混ぜながら煮ます。 - とろりとしてきたら、弱火にして、
やわらかくなるまで煮ます。 - お好みの柔らかさで、火を止めて、
煮沸消毒したびんに詰めます。
-Point-
- いちじくによって水分の出方も違います
ので、煮るときはこげないように火加減
に注意しながら鍋底からゆっくり混ぜます。 - アクも出やすいので丁寧に摂りましょう。
- お好みでシナモンやグローブ、黒胡椒を入れ
てもお酒にあう大人の味になります。 - 固めに仕上げればコンフィチュールの
ようになります。 - この分量は甘さ控えめです。砂糖の量を
多くすると日持ちがよくなり、糖度が
上がるほど保存性は高くなります。
いちじくの熟し加減によっても甘さが変
わりますので、味見をしながら調整して
みて下さいね。 - 長期保存の場合は、瓶を沸騰したお湯の
中に瓶の口まで入れて10分位煮沸消毒した
ものに入れて保存しましょう。
ソフトドライいちじく
いちじくを乾燥させることによって、
水分が抜け、栄養素も凝縮されるため、
カルシウムや鉄分、ナトリウム、カロテン、
ビタミンB、ナイアシンなどは生の時に比べて
2倍から5倍近くも栄養価が高まります。
市場に出回っているものは、添加物や甘味料
が追加されているものが多く、
特に海外のものは、果実本来の味を楽しめず、
かなり固く味も落ちます。
そのまま乾燥させてもいいのですが、
ここでは少し煮てから乾燥させる方法を
お伝えします。
とってもやわらかく、美味しいので、
ぜひチャレンジしてみて下さい。
<材料>
・いちじく…500g
・グラニュー糖…50g
・レモン汁…大さじ3
・赤ワイン…50cc
・水…50cc
<作り方>
- いちじくはへたの硬いところを取り、
やさしく洗って丸ごと鍋に入れ水から
ゆでます。 - ゆであがったいちじくと分量の水を鍋
に入れ、丸ごといちじくと砂糖と
レモン汁を入れ中火で煮ます。 - 沸騰したら赤ワインを加えて中火から
弱火にし柔らかくなるまで煮詰めます。 - クッキングシートに並べて、3、4日ほど
天日干しします。 - 保存するときは煮沸消毒したビンなどに
入れて冷蔵庫に入れて保存してください。
-Point-
- いちじくは青くて固めのものでもかまい
ません。割れていない方がいいです。 - 天日干し用のネットがあればベストです
が、そのままバットなどに並べて、表と
裏を返しながら3~4日干します。 - 湿気がある日に干すと表面にカビが発生
してしまうので、
晴天で、風がある日が3日ほど続くような
タイミングを選びましょう。 - 夜は忘れないように家の中に入れます。
いちじくを使った料理
いちじくとくるみのキャロットラペ
簡単で、前菜やサラダ感覚の一品にいろどりを
添えてくれますね♪
人参のβカロテンの抗酸化作用、クルミの
αリノレン酸には血液中の脂質濃度を下げ、
悪玉コレステロールを下げたり
中性脂肪を下げる働きや抗酸化成分も多く
含まれているので、いちじくの栄養との
相乗効果が期待できます。
出典:Nadia
いちじくとくるみのキャロットラペ レシピサイトNadia/松井さゆり
ワインによくあう鶏ハム
高タンパク低カロリーの鶏むね肉には、
コラーゲンもたくさんふくまれているので、
いちじくの美肌効果とともに、女性にうれしい
メニューです。
出典:Nadia
いちじくの甘みがたまらない♡ ワインによく合う鶏レシピサイトNadia/ハムby 仲野 香織
鶏肉のいちじく黒酢マリネ焼き
黒酢に含まれるアミノ酸には、
体脂肪を分解する酵素「リパーゼ」を働かせる
原料となるので、体脂肪の分解を効率的に
行ってくれます。
また、グリシンというアミノ酸の成分が
皮膚を守る免疫機能を改善する働きがあり、
抗酸化力を発揮してくれるので、
いちじくの栄養と共に夏の強い紫外線で
弱った皮膚を改善する効果も期待できます。
出典:Nadia
鶏肉のイチジク黒酢マリネ焼きレシピサイトNadia/by とさかりえ
-おしまいに-
いかがでしたか?
いちじくはとっても傷みやすいので、
生で食べ切れない時は、ジャムや乾燥させると
さらに美味しく召し上がっていただけます。
乾燥させると更に栄養価が高くなるので、
9月の終わり~10月頃にかけて完熟している
ものが沢山手に入る時はジャムに、
固めのものはドライにするといいですね♪
ソフトドライいちじくは本当に美味しいので
是非トライしてみて下さい。
参考記事
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