「今」をどう生きるかにフォーカスする

2017年11月28日

今日はお友達に誘われて心理学のセミナーにいってきました。

講師の先生は海外で心理学を学び日本に帰って来られて、日本人が表情筋を使わず、特に若者が無表情であることを取り上げておられました。

私もエステの老化対策とマナーでも笑顔の作り方の中でお話させていただいています。

ノンバーバルコミュニケーションで表現する

日本人は外人に比べて約3割ほどしか表情筋を使っていません。

日本語の話し方の特性が口を大きく開けずに話せるのが一番の理由かもわかりませんが、

スマートフォンの普及で人に話しかけなくてもスマホですませられることで、

ずーと画面をみながら無表情になり、人に対しても目を見ずに口を開けて伝えるだけの「ノンバーバルコミュニケーション」が皆無の若者が増えてきているようです。

コミュニケーションには2種類あって

「バーバルコミュニケーション」は言葉のコミュニケーション

「ノンバーバルコミュニケーション」は言葉以外のしぐさや目線、姿勢、声、表情、立ち居振る舞い、服装などで表現することです。

特に第一印象を左右することが多いのが、言葉によらないノンバーバルコミュニケーションです。

講師の言葉では「自分の顔に責任を持て」表情筋を使わず無表情では第一印象も悪くその後のコミュニケーションもスムーズに伝わりません。

人が他人から受け取る情報（感情や態度など）の割合はメラビアンの法則から、

顔の表情　55％、声の質（高低）大きさ、テンポ、38％、話す言葉の内容　7％、話す言葉の内容は７％に過ぎず、

残りの93％は顔の表情や声の質によって他人を判断しているということです。

人の目を見て話すだけでも興味がある無しを感じますし、瞳孔が大きく開くことも同じく興味を持っていると感じさせます。

喜怒哀楽の表情だけでも、相手が何を感じているかがわかります。

話しながらも表情を観察することで相手の思うところを感じることができます。

「今」をどう生きるかにフォーカスする

今日の講師先生はまさにこのノンバーバルが豊かでとても素敵な笑顔と人を惹きつける話の内容でした。

この先生の考え方は、人は生きて行く中で、誰もが身体の痛み、心の痛みを持ちながら生きているもので、

その痛みにフォーカスして生きて行くのか、それを抱えながらも、人に対してできる笑顔、穏やかな言葉や行動で「今」やれることにフォーカスを向けて生きて行くのかで、人生は違ってくる。

過去の起きてしまった出来事にフォーカスするのでもなく、未来にいらぬ不安を抱くのでもなく「今」をどう生きるかにフォーカスする。

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今の子供たちは親や先生たちが「大人はいろいろ大変なのだ！」といって楽しい大人を見せていない。

受験一つとっても親の押しつけではなく、本当に自分が行きたい学校のためならば楽しく勉強でき、笑顔になるでしょう。

言葉のかけ方も感情をぶつけるだけでは子供は親の一方的な感情を受け入れられないので、なぜそう思のかを伝えるバーバルコミュニケーションが大事ですね。

そのことによって「考える力」が生まれます。

また、この講師先生のあこがれの先輩カウンセラーがアメリカで車を誰かにキズつけられたときに、

「車をキズつける人間でいるよりも、車をキズつけられたまともな人間でいる方が、人生は幸せだと思わないかい？」
「傷つけている人は、一生を通してそんな人生になるものだよ。影に隠れて、何かを傷つけて楽しむ人は、そんな楽しみしか持たないということを自分の行動を通して確認しているのだよ。そんな人生になる不幸が今まであったのだろうし、自分自身が今までそんな人生でなかったことを喜ばなきゃいけない」と彼は笑った。

起きた出来事をどうとらえるかによってすべてのことが大きくかわっていくように思います。実際成功者には否定的な考えを持つ人はいないそうです。