ヘアカラーは本当に身体に悪い影響を与えているのでしょうか?
前回お話した、カラーリング剤の発がん物質が、強烈な毒素が頭皮から浸透して、身体に浸透する。それが少しずつ蓄積されて悪影響を及ぼす。とお伝えしたのですが、、、
すごく疑問に思ってしまいました。
これって本当でしょうか?
確かに決して身体にいいものばかりではないのはわかりますが、
私は、本当にこんなに身体に悪いとされているものが、これほど世の中に蔓延するだろうか?と思うのです。
もしそれ程危険なものであれば、とうの昔に使えなくなっているのではないか?
と思いませんか?
もくじ
ヘアカラーは本当に身体に悪い影響をあたえているのでしょうか?
「経皮毒」は頭皮から身体に浸透するって本当かなぁ?
酸化染料のフェニレンジアミンやアミノフェノールを含むヘアダイ(白髪染め)を使い続けることで、ガンが発症する確率が高くなる可能性があるといわれていることに対して調べてみると、
2005年。竹内久米司という科学者が、「経皮毒」という言葉を日本中に拡げたことから始まっていたようです。
「経皮毒」とは毒性の成分が皮膚を経由して体内に侵入することについて、
やはり化学的根拠は、疑わしいもではないではないかと思われます。
まず、最初に言っておきますが、この経皮毒に関してはもちろん嘘で、私ももちろん私よりはるかに知識が豊富な数々の専門家も完全に否定しています。
提唱した方が薬学博士ということもあり一部では信じられてきましたが、この経皮毒の理論の科学的根拠は全くありません。
人間の体のメカニズムを少し勉強すれば経皮毒理論が間違っていることはすぐわかります。
まず人間誰しもが持っている『皮膚』ですが、この皮膚のバリア機能は最強です。
紫外線をはじめ様々な外的物質の侵入をすべて防いでくれる最強の防御システムであるのが『皮膚』です。
そんな強靭なバリア機能を持つ皮膚を、たかだか日用品であるシャンプーに含まれる『ラウリル硫酸ナトリウム』と『PG』が合わさったところでとても通過できるものではありません。
経皮毒の考え方では、これらの化学物質が皮膚を通過して体内に蓄積するとありますが、体内に蓄積することはおろか、皮膚を通過することすらできません。
百歩譲って皮膚を通過できたとしても、体内に蓄積するなんてことはありえません。
現在日本の法律としては摂取しても100%分解・吸収できる成分しか使用してはいけないことになっています。
もし、日用品が体内に蓄積して発がん性を起こすのが正しい知識だとするならば、私たちの体内は化学物質だらけになり平均寿命は20歳ぐらいになるでしょうね。
戦後から平均寿命が延びていることからもこの理論がいかにバカバカしいものかわかります。
引用:http://amino-shampoo-kaiseki.com/archives/323.html
「皮膚」
というものは、数千万年・数億年の歳月をかけ生物が作り上げた最強の防御システムです。一見薄くも見える皮膚の構成は実は何層にも分けられ、それはさながら超高度な金庫を守るセキュリティシステムのごとく、幾重にも重なった防御機能で外物質の侵入を阻んでいます。
たかだか脂質の溶解性があるPGやちょっと分子の小さなラウリル硫酸ごときが共謀したところで、簡単に破れるようなセキュリティではありません。
).push({私たちの皮膚層は上図のような構造となっていますが、この細胞構造のどこにも毛細血管は通っていません。
皮膚から吸収した成分が体内に運ばれる為には、少なくともこれらの層構造を全て突破する必要があります。
しかし、実際に多くの物質はこの上からたったの2層目の「角質層」と呼ばれる層で侵入を妨げられてしまいます。
経皮毒の理論でPGが溶解するとしているのはこの角質層の細胞間脂質であり、
実際にはもし角質層を突破したとしても、その先にはまだ5段階ものセキュリティが待ち受けているのです。
(しかもその先のセキュリティは脂質よりも強靭なタンパク質の層になります。)たかだかPGが角質層を突破する道を作ったところで、ラウリル硫酸にはその先を行く術などありません。
引用:https://ameblo.jp/rik01194/entry-11618491210.html
皮膚から血流に乗せるという意味合いでは、確かに医薬品の中には経皮吸収型製剤という、
経皮吸収作用を持ち、成分を血流に乗せるものはあります。
女性ホルモンの治療薬にもありますが、長時間はらなければ効果はありません。
シャンプーなどは濃度が低いこと。さらにすぐ濯いでしまうので浸透など普通ありえないことからも頭皮からの浸透は考えにくいようです。
かぶれ
カラー剤が皮膚に付着することで、頭皮がかぶれたり、肌にかゆみがでたり、フケがでたりするのはヘアダイに含まれる酸化染料の一つ、 パラフェニレンジアミンが影響していると考えられます。
アレルギー反応
その症状がひどくなると、激しい呼吸困難症状、顔・口唇・喉粘膜・喉の激しい痛み、咳、食欲不振を訴えるなどのアナフィラキシー(急性のショック症状で非常に危険)の症状が起きます。
パラフェニレンジアミンは体内の免疫細胞が外から入ってくるパラフェニレンジアミンを異物と判断して影響を受けないようにガードし抗体ができます。
抗体ができた後で、同じ異物が体に入ってくると、今度は抗体がこれを撃退しようとします。
こうやって、カラーリングを繰り返すことで、免疫細胞が過剰に反応し、強いアレルギーの症状がでてしまうのです。
なので、肌が弱い方、敏感肌の方は特に最初はでなくても、気をつけましょう。
失明の危険性
髪を洗い流す時に、カラーリング剤が目に入ってしまうと、目が腫れたり、悪影響を 与える危険があります。
これはヘアダイに含まれるアンニモアなどのアルカリ成分が が、目の角膜を傷つける可能性があるからです。
角膜の炎症や目の周りの腫れ、ひどい場合は視力が低下したり眼底出血を起こすこともあります。
目に入った場合は必ず流水でしっかり洗い流し、症状が変わらない場合は病院で受診するようにしてください。
-まとめ-
カラーリング剤は確かに問題視する化学物質あが含まれている為、髪にも地肌にも身体にもかなりの負担にはなっていることは確かです。
発がん物質という点では、身体に浸透し子宮や肝臓に溜まりやすいという説は、悪者になった過去の情報が、都合のいいように伝えられているような、策略的なものを感じます。
けれど個人的には、頭皮は脳に限りなく近いので、決していい影響は及ぼしていないであろうと思いました。
50代以降にとって白髪染めをしている割合は約7割というデータもあります。
このような化学物質を含まない植物由来のものもありますので、一度考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
またお目にかかれることを、楽しみにしております。
?マナー&エステ サロンドクレモナ?
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