※マイポータルとは 国民一人一人に固有の番号を割り振るマイナンバー制度で、インターネット上に個人用のホームページを設置し、自分の個人情報の内容やアクセスログ(アクセスの記録)を確認できる制度。 |
私たちシニア世代にはとても抵抗のある、キャッシュレス化の時代の波はもうすでに押し寄せています。
カードは知らないうちに知らない人に使い込まれるかもとおそれていませんか?
ここでは、キャシュレス社会になるとどうなるのか、そのメリットとデメリットについて、わかりやすくまとめてみました。
なんとなく聞いてるけど~で放っておくと、ずーとそのままなので、、流されるままではなく、そのような時代の流れを把握し、これから少しづつ理解してみようと思います。
もくじ
政府はキャシュレス化を急速に推し進めているようです。
2020年東京オリンピックに向けて、政府は電子決済の普及を進めていく方針だと発表しました。
これによって30億円のコスト削減できるようですよ!
日本は海外に比べキャッシュレス化とはなっておらず現金払いが主流です。
特に私たちシニア世代は、現金を目に見ず使用できてしまう電子決済に対して、どこか疑いを持つ方も少なくないですよね。
けれども、海外ではすでにキャッシュレス社会が進んでおり、スウェーデンでは現金使用率はたった2%しかないのです。
一方、日本のキャッシュレス化率は約18%と低いです。
そんな中でも、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」ではとうとう現金を受け付けないお店ができるようですよ!
カードやスマホ一台さえあれば現金を持たない、いわゆるキャッシュレスで日々を送ることができるようになる社会を、『キャッシュレス社会』といいます。
いくら便利と思っていても現金を持たずに外出するのはやはり不安ですよね。
また、カード一つで自分の貯金や収入などの財産を管理してしまうと考えると、怖いと感じる人も多いと思います。
確かに、ほとんどクレジットカードに頼る生活になると、知らないうちに知らない人に使い込まれるという不安がありますよね。
けれども、その点については大丈夫みたいです。消費者は守られているのです!
使われて困るのはカード会社であって、消費者に被害は及ばないのです。
時間はかかっても必ず損失分は返ってくるそうです。
お金を製造するときにかかる経費(紙、アルミ、銅、人件費)が削減できる。
現金を持たないことで、強盗やひったくりなどの犯罪を抑制することに繋がる。
現金での支払いがなければ、人件費などコストの削減や運営上の効率化によって、過剰な労働時間も短くなり生産性を上げることが期待できます。
今までとは違い、別の組織を経由しての入金になるので、脱税や裏金といった不透明な動きができなくなります。
商業施設や飲食店、スーパーなど、混雑時にかかる無駄な時間が省ける上、ミスがなくなります。
会社が支払う備品や出張費など、振込みなどの手間がかからずパソコンやカード1枚で決済ができたら、経理にかかる時間・コストは大幅に削減されます。
キャッシュレス化が進むと、お金の動きをインターネット接続環境とパソコンのみで管理することができます。
個人ではどこにいつ払ったのか、銀行へ行かずともお金の動きをパソコンやスマホなどで確認することができます。
そして会計ソフトと連携させることで、経理データを集約することも可能なので、現金よりも便利です。
ネットショッピングで現金で購入するとなると、代引き手数料もしくは口座への入金手数料、コンビニへの支払いの手間など商品以外のお金や時間がかかります。
しかしクレジットカードであれば、即時決済なので、手数料もかからず、入金の確認など余計な時間がかかりません。
電子納付を受けることで、年金・国税などの管理がしやすくなります。
また、※マイポータルが始まったことでネットバンクやクレジットカードの決済も可能になり、より便利になります。
※マイポータルとは 国民一人一人に固有の番号を割り振るマイナンバー制度で、インターネット上に個人用のホームページを設置し、自分の個人情報の内容やアクセスログ(アクセスの記録)を確認できる制度。 |
キャッシュレス社会によってお金の流れが透明化されると、お金の不透明さからくる※マネーロンダリング(資金洗浄)や脱税は抑制されます。
現金を持たない・店舗などに置かないため、強盗などの犯罪防止になるでしょう。
※マネーロンダリングとは 日本語でいうと資金洗浄を意味します。麻薬の違法取引や脱税など犯罪にからんで得た不正資金の出所や流れを、銀行口座などを利用してわからなくしてしまうこと。 |
メリットがあればやはりデメリットもあります。
パソコン・スマホなど決済機器が停電や電池切れで使えないと、何もできないということです。
キャッシュレス社会になっていると、災害などで一時的に停電になってしまった場合、現金での購入がほぼできなくなってしまいます。
スマホの電池切れや紛失・破損などで使えなくなった場合、代わりに決済できるものがなくなってしまいます。
キャッシュレス社会になると、企業もお店もクレジットカードや電子決済をするための決済端末が必要になります。
QRコードや磁気式・バーコード式など、決済方法の違いによって読み取り方も違うので、場合によっては複数の端末を用意しなければなりません。
利用する消費者は商品の代金のみの支払いですが、電子決済をするときにはお店側に必ず『決済手数料』もしくは『加盟手数料』が発生してしまいます。
消費者側から見れば便利なキャッシュレスも、お店側から見ると手数料の分コストがかかるのでキャッシュレス社会になると『値上げ』も考えられますね。
現金で生活していた頃はお財布にお金がないとなると節約したり、管理できていたものが、つい使い込んでしまったり、複数の決済方法を利用すると残金の把握ができなくなってしまう恐れがあります。
キャッシュレス化が進んだとしても、必ずあるのは決済方法の壁です。
クレジットカード1枚あればキャッシュレス社会に対応できるわけではありません。
お店によって、電子決済できるいくつかの方法を用意しておく必要があるのです。
複数の国際ブランドを持つ、もしくは幅広いシーンで使える国際ブランドのカードを持ち歩かなくてはなりません。
参考:https://crecatty.jp/trends/984/
いかがでしたか?
私たちシニア世代にとって、日頃からPCやスマホといった機器にふれる機会が多い人には、ある程度対応できると思われますが、全くそうでなければ、時代においてけぼりになります。
98%キャシュレス社会になっているスウェーデンでは、そういった人たちを『現金難民』と呼ばれているそうです(´;ω;`)ウッ…
そして、スウェーデンのキャッシュレス社会に大きく貢献したのはスマホです。
今後、スマホ一台ですべての決済ができてしまう?
シニア世代の皆さん、スマホがなければ生きていけなくなるかもですよ!
でもこれをご覧いただいている方は大丈夫ですね(笑)
いっしょに時代の波の乗っていきましょうね♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
またお目にかかれることを、楽しみにしております。
🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀