卒業式に着る袴の着付け方と事前準備 立ち居振る舞いマナーについて

卒業式に着る袴は着物の着付けよりも楽なため、自宅で着る方も多いと思います。

けれども日頃気つけていないものなので、それほどスムーズにはできませんよね!

ここでは、着つける前の準備や着付け方についてお伝えします。

袴を着る時に用意するもの

引用:http://kabukabu.me/

着付け用小物(腰紐4~5本、コーリンベルト、衿しん、伊達締め2本、足袋、裾よけ、肌襦袢、補正用タオル二枚体型に合わせて)肌着、長襦袢(半衿を縫いつけておく)

小振り袖、着物(きもの)
重ね衿

袴帯(半幅帯)
巾着(バッグ、カバン)
草履またはブーツ
髪飾り
ブーツの場合、タイツ又はストッキング

 

お役立ちグッズ

 

 コーリンベルト

長襦袢や着物の衿や折り上げたおはしょりを押さえて(固定)着崩れしにくくしたり、着付け自体を 楽にできるように補助する役目をしてくれます。

なぜ「コーリンベルト」と呼ぶのかは、コーリン社の登録商標だからです。

 

 

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こちらのひもは長襦袢を固定するためのひもです。

私も使っていますが、着物は襟元がきもなので、しっかり固定してくれて、胸元がきれいにきまり重宝しています。

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ひもは何でもいいように思われがちですが、ナイロンひもだと緩みやすく、着崩れしやすいのです。

綿の幅広のひもを使うとしっかり固定できて、着崩れしにくくなるのでお勧めです。

 

この足袋はストレッチなので、はきなれていない方には履きやすいと思います。

 

袴を着つける前に準備しておくこと

着物は短く縫い上げておく

袴の場合、着物のおはしょりは必要ないので。レンタルの着物はあらかじめ膝くらいまでに短くなっていることが多いです。
ご自分の着物を着る場合も可能であれば、着物を短く縫い上げてしまった方が、もたもたせず着付けも楽です。長襦袢も一緒に短く縫い上げてしまうといいですね。足元もあったかいですよ。

重ね衿を縫い合わせておく

重ね衿をされる場合は衿が外に出る部分あたりだけ縫い合わせておくと、ずれないように着付けられます。

何度か練習しておく

着物を着るよりは簡単とはいえ、普段着ていなければなかなか当日は苦戦するものです!

レンタルの場合は、届いたらすぐに袖を通してサイズの確認をしておきましょう。

着物の裄丈(袖の長さ)や袴の丈(長さ)など、当日になって慌てないように、事前に予行演習をしておくと安心です。

ぞうり、ブーツの確認

ぞうりは、普段履きなれていないと鼻緒が痛くなりがちです。

事前に少し履いてみてやわらかくしておくと履きやすくなりますよ。

ブーツは履きなれているものであれば問題ないですが、新しく購入された場合は痛くないか確認しておきましょう。

 

袴の着付け方

わかりやすい動画をご覧ください。

 

 

袴姿の時のマナー

【腕を上げる時】

手を振ろうと腕を上げる場合、そのまま洋服の時と同じように上げてしまうと、腕がもろだしになります。

必ず二の腕が見えないように、袖口を軽く持った状態で腕を上げて手を振るようにしましょう。

 

【椅子に座る時】

袴を着用中は椅子に深く腰掛けないように、浅く腰掛け、背筋をぴんと伸ばすように着席しましょう。

【床に置いたモノを持ち上げる時】

袴姿で床に置いたモノを持ち上げる場合、袖のことを忘れて床に袖が付いてしまうことがあります。

袴や着物を着用した場合は、必ず片手で袖を持ち、身体を斜めに傾けて腰を落として床に置いたモノを持ち上げるようにしましょう。

【トイレへ行く場合】

トイレへ行く場合は、両袖を袴のウエスト部分に挟んでおくと袖が汚れず安心です。

お手洗いに行くには脱がないといけないと思っておられる方もいらっしゃいますが、袴はロングスカート状になっていますので、袴を脱ぐ必要はありません。

和式と洋式のお手洗いがある場合は、洋式がおすすめです。

 

【アクセリー】

着物は、完成度の高い衣服なので、アクセサリーは不要と思われます。

基本的にピアスやイヤリング、指輪などのアクセサリーはつけてはいけないというきまりではありません。

ピアスであれば、耳にぴったりついていて、パールなどごく小さいもので、ゆらゆら揺れるものや大ぶりのものはやめておきましょう。

 

-あとがき-

着物や袴を着ると自然と姿勢もよくなり、気持ちもシャキッとします。

袴は足さばきがしやすいですが、着物と同じように基本のマナーは心得ておきましょうね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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