お中元・お歳暮と熨斗紙/贈り物あれこれ①

日々の生活の中で節目のお祝いごとや年中行事に恒例の贈り物、

贈る方への気持ちを形に表したものです。

これも神様への捧げものから由来していますが、日本人は人も神として敬う

心からその敬いの心を表すものとして贈り物をしました。

いろいろなしきたりもあり、何をどうゆう基準で贈ればばいいのかお話します。

お歳暮・お中元

お歳暮お中元は送らなければいけない、と決められているものではないので

最近は贈る機会が減ってきているようですが、両親や取引先など日頃お世話に

なっている方に季節のご挨拶と感謝の気持ちを込めて贈り物をする文化です。

 

贈る時期

お中元:

●お中元を贈るのは7月1日から7月15日まで。中国の道教三元(上元、中元、

下元)の一つで江戸時代、中元(陰暦の7月15日)の天神様の誕生日のお祝いに

お供えするものと仏教の祖先を供養する盂蘭盆会に先祖にお供えするものが

結びつき、この時に親戚や知人が盆のお礼として贈り物をするような習慣と

なったことから由来しているといわれています。

●7月15日以降は「暑中お見舞い」「暑中お伺い」として送ります。

●8月8日(立秋)以降は「残暑見舞い」となります。

 

御歳暮:

●お歳暮を贈る時期は12月1日から12月20日までに届けます。

●それを過ぎるようなら年明けに「お年賀」として渡します。

●松の内(1月7日)を過ぎてからは「寒中御見舞」になります。

 

一年に一度ならどっち?

お中元は「今年前半のお世話に対してのお礼」、お歳暮は「一年間のお世話に

対してのお礼」なので、お中元を贈る人にはお歳暮も贈るのが常識となり、

いずれかと考えるのであればお歳暮です。

 

儀礼的になっていて贈るのを辞めたい・・・

関係性が薄れているにもかかわらず、毎年贈っているから辞めれない時は、

贈る品物の金額を下げたり、季節の挨拶状だけにするなど急にぷっつり

関係性を切らないようにした方がいいかもしれません。

 

●立場上受け取れない場合は封を開けずに返送します。

 

●来年からお断りしたい場合

お礼状に辞退したい意図を付け加えます。例えば「○○様のご厚情はいつも有り難く

大変恐縮でございます。今後はどうかお気遣いなさらにようお願い申し上げます。」

などの内容を組み込みお礼状で伝えます。

もしくは、同額以上から倍額の品物を贈り、お断りの意図のお礼状を添えます。

 

お返し

●基本的に「ご先祖に供えるもの」なのでお返しは必要ありません。

●届いてから3日以内に必ずお礼状を書くようにしましょう。

●目上の方やお世話になっている上司などから送られた場合は同額以上の

ものをお返ししましょう。

 

のし紙

贈り物にかける熨斗紙(のしかみ)は「熨斗」はあわびを干した「伸ばした鮑」

を「長く伸びるように」という縁起物として神様への捧げものに添えたこと

からの由来です。大正時代以降だんだん簡素化が進み水引や熨斗が印刷された

「のし紙」(水引と熨斗を印刷したもの)になりました。

熨斗は生ものの象徴でこれを右肩に貼ることで「生ものを添えました」という

意味になります。生鮮品(鮮魚や鰹節)はその物自体が生ものなので熨斗は

必要ありません。

 

使い方

のし紙は慶事用、弔事用など、水引の色によって使い分ける必要があります。

●一般慶事や手みやげ、季節の贈答には紅白五本の蝶結び

●紅白五本の結び切りは、病気や災害見舞い、快気祝いなど

●結婚祝いは紅白十本の結び切り。水引の数が奇数ではなく偶数の10本

なのは「夫婦は二人で一つという意味で5本を二つに合わせたものを一組」

とするためです。

●弔事の贈答には黒白、法事などには黄白、神式の弔事や法事にはグレー

●のし紙をかけた場合はリボン等の装飾はしません。

●水引を境にして下段に上段よりも少し小さめに送り主の名前を書きます。

●連名の場合は右から地位年齢順、それ以外の場合は右から五十音順で書

きます。

 

まとめ

贈答品にも昔ながらのしきたりから繋がっています。

相手のことを気遣い、贈る方の気持ちを形に表したものが贈答品です。

昔ながらの純粋な思いが伝わるお中元、お歳暮でありたいものですね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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