兜や五月人形はいつだれが贈るのがマナー?おさがりはダメなの?

男の子が生まれたときの端午の節句には、昔から兜や五月人形を用意しますが、

さて、誰が買うものなのでしょうか?

なんとなく祖父母から贈ってもらうものと思っていても、どちらの実家が用意すべきか考えますよね。

主人のが傷まずにあるから、もったいないし、おさがりではだめなのかしら?とも思いませんか?

 

そのあたりの疑問をまとめてみました。

兜や五月人形は誰が買うものなのでしょうか?

基本的には、母方の実家から贈るというケースが多いです。

地域によって風習がちがいます。

一般的に大きく地域分けると

北海道・東北・関東・愛知では、

父方の実家が買うというところが多いようです。

ご主人が関東の方であれば、ご主人側の実家で、
女の子が生まれれば、お嫁さん側の実家で用意するらしいです。

関東の方では、昔から男子継承を喜び、男子に限ってはご主人側が用意したそうです。

関西・四国・九州

ご主人が関西の方ですと、五月人形やひな人形は母方の実家が用意します。

関西では、五月人形は母方の親が用意しますね。~私も関西人なので…

けれども、ご主人の出身地のしきたりに合わせるのが、一般的なんだそうです。

 

このように、一般的には、妻の実家から送るものとされていましたが、そのようなしきたりは、かなり薄れていています。

父方と母方が半分ずつ出し合って買うこともありますし、

祖父母が現金でお祝いとして渡し、子供の両親が購入する場合も少なくないようです。

どんなものを買うか、誰が買うかよくご家族で相談の上決められるのがいいですね。

 

兜や五月人形はいつ贈るものなの?

五月人形は2月から販売が開始されます。

最低1か月以上前に届くようにと考えると、注文は3月初旬までに済ませた方が賢明ですね

贈る時期は4月初旬頃に届くのがベストです。

購入する際は、日にちに余裕を持って届く日から逆算し購入しましょう。

 

お父さんのおさがりはだめなの?

端午の節句の飾りは、受け継ぐことができません

鎧兜や、五月人形は「命を守る象徴」として、男の子に災厄や病気が降りかからず、健やかに成長するという祈りを込めているのです。詳しくはこちらから✋

人形は男の子の身代わりとして扱われ、男児に訪れるあらゆる災いを代わりになって背負ってくれるとも言い伝えられているのです。

).push({

なので、一人一飾り必要で、おさがりではだめなのです。

ということは、次男や三男ができた場合は、それぞれに五月人形が必要ということになります。

けれど、住宅事情もありますし、そんな場合は鯉のぼりにしたり、コンパクトサイズのものもありますので、その子自身のためのものを考えてあげてください。

 

五月人形を贈る場合のマナー

初節句を迎える場合、父方、母方、両親と、三者間でのちょっとした気遣いがあると、気持ちよく迎えることができますね。

両親それぞれの出身地域が違うと環境や習慣、考え方も違いますからそれぞれの都合だけで事を進めると揉め事の原因になるものです。

前もってよく話し合い、負担がないように気遣うことが大事ではないでしょうか。

鎧・兜にこだわらずとも鯉のぼりや武者人形、など、贈られる側の希望を聞いてあげるのも大切です。

父方、母方が買って贈られる場合は、置くスペースや、収納することが出来る大きさのものであることや、好みなどを聞いたうえで選ぶことができればベストですね。

近くであれば、一緒に買いに行くと、これもまたいい思い出になります。

また、両家からお祝いを頂き、自分たちで今に合った物を購入した、という方も多いです。

初節句のお祝いには、そのお礼も兼ねて双方の両親をお招きし、写真や動画を撮って一生の思い出に残してあげるといいですね。

出産後すぐ初節句という場合は、赤ちゃんやお母さんの負担を考えると翌年にした方がいい場合もあります。

 

五月人形はいつからいつまで飾るのでしょうか?

兜や五月人形はいつから飾るの?

五月人形や鯉のぼりを飾り始める時期は特別決まっていませんが、

一般的に春の彼岸開けから4月の中旬くらいまでに飾ります。

あまりギリギリにはならないように気を付けたいですね。

また、六曜を気にされる場合は、大安など吉とされる日や時間帯に行ってください。

 

いつごろ仕舞の?

五月人形をしまうのは五月五日が過ぎたらいつでもいいようです。

五月中頃までのお天気のよい日を選んでホコリ湿気取り除いてからしまいましょう。

鯉のぼりも同様です。

端午の節句が過ぎたら、飾りは早くしまっても構いません。

 

-まとめ-

兜屋五月人形を贈るのは基本的には母方のようです。

しかし、地域によって風習やしきたりがちがうので、ご主人の出身地の風習に合わせるといいようです。

4月初旬頃に届くように贈るのがベストです。

飾るのはお彼岸明けから4月の中旬頃までで、5月中頃のお天気の良い日に仕舞いましょう。

おさがりはNGです。子供のあらゆる災いを引き受けてくれるので、「一人一飾り」が基本です。

初節句の兜や人形を贈る場合は、両親それぞれの出身地域が違うと環境や習慣、考え方も違います。

それぞれの都合だけで事を進めると揉め事の原因になるものです。

前もってよく話し合い、大事な初節句を気持ちよくお祝いしましょう。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です