足のむくみの原因はなに?下半身太りの主な原因はむくみだった!

夕方になると足がパンパン、靴下の跡がっくっきり、靴が履けない、足がだるい・・・などと感じる成人女性は50%以上にのぼるといわれています。

それが「むくみ」です!
特に中高年のなると多くの方がむくみを感じておられると思います。

また、下半身太りを気にされている方も脚のむくみ!大丈夫ですか?

そのむくみの原因について考えてみました。

足のむくみは立ったまま、座ったままなどの生活環境や運動不足、加齢、肥満などによって、起こりやすくなります。

女性は男性に比べ血液循環のポンプの役目をする筋肉量が少ないので、一般的に基礎代謝も低く、むくみやすいのです。

私もそうですが、上半身に比べて下半身が太いと気にしている方、その原因の大半は、このむくみであるといっても過言ではありません。

まずはチェックしてみましょう。

むくみチェックシート

□足にむくみがある(すねを指で5秒以上押して離した後にくぼみが残る)

□重量感、だるさ、つっぱる、痛いなどの自覚症状がある

□長時間、同じ姿勢(立ったまま・座ったまま)で過ごすことが多い

□加齢とともに足のむくみがひどくなってきた

□ほとんど運動をしない

□足のむくみや重量感、だるさなどの自覚症状が起床後も取れない、または何日も続く

□家族に足のむくみや静脈瘤を経験した人がいる

□肥満傾向(BMI 25.0以上)にある ※2

監修:日本静脈学会名誉会長 福島県立医科大学名誉教授 社会医療法人 福島厚生会 福島第一病院 理事長 星野俊一 先生

※1 足のむくみに隠れる慢性静脈不全(静脈還流障害)チェック項目
※2 BMI(ボディマス指数)=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

チェック項目に多く当てはまる人は、「静脈還流障害」の可能性があります。足の静脈の血流を改善するための対策が必要です。

出典:https://www.ssp.co.jp/condition/swelling/cause/

足のむくみの原因

1、リンパの流れが悪いなど、体内の老廃物や水分の滞りによる

通常、ふくらはぎの筋ポンプを使って静脈やリンパ管を動かし、心臓に向かって流れて、老廃物や水分を上半身へと押し上げるものなのですが、筋肉が衰えてポンプ作用がうまく働かなくなると、血管内から血管外へ血液中の水分(間質液)や老廃物が浸み出して、下半身に滞りやすくなり、むくみが生じてしまいます。

立ったまま、座ったままの状態が続くとこの様な状態になりやくすなります。

「むくみ」とは静脈やリンパの流れが滞り、老廃物や水分が血管から漏れ出して細胞のすき間に溜まってしまう状態のことをいいます。

 

2、「冷えむくみ」「子宮冷え」は下半身太りになりやすくなります

冷えはむくみと密接につながり下半身太りになりやすくなります。

特に女性は冷え性を自覚されている方が多く、そんな方は季節関係なく足の冷えを感じておられると思います。

また、若い方でも、ファッションを優先していることで、自覚のないまま冷え状態を繰り返してむくみへと繋がっていきます。

冷え状態が続くと血流が悪くなって、皮膚の下に水分がたまった状態になり、むくみが発生します。

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特に「子宮冷え」長時間座りっぱなしの生活習慣などによって、子宮動脈が圧迫され、下半身全体の血流が悪くなり老廃物が溜まることで代謝が悪くなり脂肪がつきやすくなります。

このようなむくんだ状態は筋肉を硬くすることで循環が悪くなり、下半身太りになりやすくなります。

筋肉が硬くなることで脂肪が燃焼しにくくなり、贅肉となって脚がどんどん太くなるのです!

そしてむくみが慢性化し、脂肪がセルライトになってしまうと、深刻な下半身太りにつながります。

 

3、塩分の摂りすぎ

体の塩分濃度は、カリウムの働きで塩分を尿や汗として排出し、調整されます。

しかし、塩分の多い食事を摂ると、カリウムの働きによる排出が追い付かず、余分な塩分は体外に排出し切れなくなります。

そうすると、体がその塩分を中和しようとして、水分を蓄えることによりむくみがおこるのです。

4、偏食や、アルコール、ストレス

また、カリウムの不足は、偏食や、アルコール、ストレスなどが原因でおこります。

カリウムは、野菜、果物、豆類を中心とした食品に多く含まれています。

偏食や乱れた食生活で必要なカリウムが不足してしまうとむくみの原因となります。

アルコールもカリウム不足の原因になります。

アルコールの利尿作用によって、尿からたくさんの水分が出ているように思いますが、必要なカリウムも一緒に排出され、さらに水分を摂ってしまうので、からだはカリウム不足からむくみの原因となります。

 

5、乾燥

肌の乾燥の原因にむくみがあるということをご存知ですか?

むくみがあると皮膚は引き伸ばされて薄く弱くなり、傷つきやすくなります。

傷ついた皮膚はとても乾燥しやすく、足りない水分を補おうと体内の水分が集まってきて、さらにむくみが生じてしまいます。

むくみから乾燥が生じ、さらにむくみ、乾燥し…と悪循環が発生してしまうのです。

 

6、腎臓、肝臓など、内臓系の疾患によるもの

腎機能に障害が起こると、ナトリウムの再吸収促進が起こってしまい、ナトリウム(塩分)の排泄障害につながり、むくみやすくなります。

肝臓病になると肝臓で生成されているアルブミンと呼ばれるたんぱく質が生成されなくなり減少します。

アルブミンが低下すると、血管内に含まれる水分や塩分などが、血管外に排出されるようになって、むくみの状態になってしまうのです。

 

-まとめ-

脚のむくみの原因の主な要因

1、リンパの流れが悪いなど、体内の老廃物や水分の滞りによる

2、冷えむくみ

3、塩分の摂りすぎ

4、偏食や、アルコール、ストレス

5、乾燥

6、腎臓、肝臓など、内臓系の疾患によるもの

いかがですか?ご自分の脚のむくみの原因が何か、ご理解いただけましたか?

お酒の飲みすぎや食生活の乱れ、冷えや乾燥などは普段の生活の中で意識するだけでもむくみは違ってくると思います。

次回はその対策についてお話させていただきます。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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