新生児のお祝い事①/お七夜、お宮参り

赤ちゃんが生まれると儀式的なお祝い行事がスタートします。

今日は赤ちゃんが生まれてから順を追ってお話します。

 

お七夜(生後7日目)

昔は生後すぐに亡くなることが多かった為、7日間無事であった事と

これからの健やかな成長を祝って行なわれました。

「名付け祝い」とも呼ばれ、赤ちゃんの名前を決めて、生まれた日を

1日目とし7日目の夜にお披露目をするのがならわしです。

1、命名書

正式には奉書を三つ折りにしたものを使いますが、半紙に赤ちゃんの名前を

書いて床の間などにに貼ります。

 

2、書き方

半紙を縦長にして中央上部に「命名」と書きその下に「名前」を書きます。

左側に小さめの字で生年月日を記入します。

丁寧な場合は右側に両親の名前とその下に続柄を書きます。

書くのは誰が書いてもかまいません、その後は赤ちゃんのお部屋に1か月

程貼っておくのが一般的です。

 

3、お七夜の祝い膳

お頭付きの鯛やお赤飯が定番でそのほかは刺身や煮物、吸い物などが

一般的です。

最近ではケータリングでも祝い膳を運んでくれますし、あまり形に

こだわらず家族や親族で楽しく食事をできればいいと思います。

まだ母子ともに体調が万全ではないので、決して無理をせずできる

範囲で行ないましょう。

 

お宮参り(生後約1か月)

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生まれた土地の産土神(うぶすなかみ)に赤ちゃんの誕生を報告し、

幸せと健康を祈る行事です。

正式な参拝は赤ちゃんからみて、父方の祖母が赤ちゃんを抱き、両親が

後について参拝します。

 

1、日程

正式には男子は生後31日(32日目)女子は生後32日目(33日め)

ですが、いつまでにというきまりはないので、概ね1か月から100日

までの都合のよい日でかまいません。

 

2、場所

昔は氏神様に新しい氏子として参拝し祝福を受け、お産の忌明けの

儀式の意味もありましたが、最近はその意味合いも薄れているので、

地域にこだわらずどこの神社でもいいとされています。

 

3、服装

正式なお宮参りは母方からの送る祝い着で

肌着の上に白羽二重の内着を着せ男の子には熨斗目模様(のしめもよう)

女の子には友禅模様(ゆうぜんもよう)の掛け着を羽織らせてお参りします。

赤ちゃんを抱いた状態で、祖母の首の後ろで付けヒモを結びます。

 

父親はスーツ、母親は着物やスーツワンピースなどフォーマルな服装にします。

着物の場合は訪問着、色無地、付け下げが一般的です。

 

まとめ

赤ちゃんもお母さんもとても不安定な時期なので、形や風習にこだわりすぎず

家族が思いやりをもって行なうことが大事ですね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

またお目にかかれることを、楽しみにしております

🍀 エステ&マナー サロンドクレモナ🍀

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