乾燥対策に加湿器のタイプ別メリットとデメリット

肌がカサカサするのは、お顔だけではなく、手や足、ボディまで粉ふき状態になることがありますよね。職場の環境によって、暖房が強すぎて、乾燥によるかゆみからひどい状態になる人もいます。

 

私の部屋にある観葉植物が夏に比べると元気がなく、一部黄色い葉っぱになるので、よく考えてみると、冬場は水をあげすぎると根腐れするので控えていたにもかかわらず、ずーと暖房をいれているので、お水が足りなかったことにきづきました(;^ω^)

私自身が乾燥しているなと感じているくらいなのに、表皮くらいの厚さの葉っぱは、さぞかしつらかったであろうと、かわいそうなことをしていました。

人のお肌も同じことです。外部からの刺激に対してケアしてあげないと、悲鳴を上げてかゆみやひどくなると痛みになったりします。

その対策として、加湿器を選ぶためのタイプ別特徴を調べてみました。

加湿器には大きく分けて4種類の方式があります。簡単にそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

●超音波式

熱くならない

水に振動を加えて細かく分解し、ミスト状にしてファンでとばして、
空気中に放出する方法。コンパクトでおしゃれなものが多い。
熱を加えない為、電力コストが低くく、商品自体も低価格、
アロマなどとも組みあわせることができます。

デメリットは衛生面で問題があります。熱を加えない為、雑菌などが繁殖した汚水でも、その雑菌ごと霧状にしてしまいます。

その状態で肺に吸い込んでしまうと、「肺加湿器病」といって
繁殖したレジオネラ菌が原因での、死亡事故が発生しています。そのような事情で日本の大手メーカーでは製造していないようです。

よほどまめなお手入が必要とされますね。

 

●スチーム式

温めてから噴出する

やかんで水を沸かしているような状態で水を加熱し、沸騰させて蒸気を放出する方式です。

水を煮沸消毒しているので、衛生的で加湿スピードが速く、室温が上がりやすいです。

デメリットは、電気代が高く、部屋が暑くなりすぎる場合があります。
また、吹き出し口が熱くなるので注意が必要です。

●気化式

部屋干しと同じ原理

水を含ませた本体内のフィルターに風を送ることで、フィルターの水分を蒸発させて空気中に放出する方式です。

機能が送風のみなので、電気代が安く、音も静かです。

デメリットはフィルターのメンテナンスが必要です。気化した水に雑菌は含まれていませんが、若干お手入が面倒です。

加湿に時間がかかり、湿度50%以上は上りにくく、排気が冷たいので室温が少し下がるようです。

 

●ハイブリット式

スチーム式と気化式の中間のような機能で、気化式のフィルターに温風をあてることで加湿スピードを上げて、衛生面も解消しています。

加湿のパワーが欲しい時は温風で、湿度を維持したい時は送風だけに切り替えられるのでとても便利な省エネタイプです。

吹き出し口が熱くならないので、火傷の心配がありません。

デメリットは本体価格が高めです。安全性やお手入の手間は気化式と同じくらいで、電気代は気化式より高いです。加湿スピードが特別高いわけではありません。というどれも平均的なレベルです。

その他、空気清浄機に気化式加湿器を組み合わせた、加湿空気清浄機も販売されています。

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最新式の加湿器はお値段が高いですが、どういいのでしょうか?

最新の話題の加湿器

ダイソン

Hygienic Mist AM10

超音波式の最大ので弱点であった衛生面を、ミスト化する前にUVランプで除菌することでみごとに克服しました。

●約3リットル入る水タンクが設置

●タンクを通った水にUV-C(紫外線)ライトを当てることで水を除菌

湿度を均一にしやすい超音波式の良さに、除菌機能を組み合わせたものです。


ダイソンが2014年11月6日に発売した「Dyson Hygienic Mist AM10」(実勢価格6万3200円)

約3分間で水の中に潜む細菌を99.9%除菌できるそうです。
UVランプ部分に水をためて3分照射を繰り返しながら、除菌された水を超音波振動によってミスト化します。

ダイソン扇風機と同様のファンによって空気中に送り出される仕組みで、
ファンを使って部屋中の空気を循環させるのはユニークな特徴です。

バクテリアの温床となりうるスポンジやフィルターがなく、
部屋中の湿度を均一にできるのが大きなメリットとなっています。

 

カドー

HM-C600S

抗菌ゼオライトを使うゼオレアテクノロジーによってタンク内の水を除菌する方式を採用しています。

カドーの「HM-C600S」(実勢価格4万4800円)。右端は空気清浄機の最新モデル「AP-C300E」(同5万9400円)

4時間で約96%、499分で約99%除菌できるそうです。

また、タンクの中だけでなく、除菌された水によって、空間除菌ができるという加湿器です。

抗菌カートリッジは約半年ごとに交換する必要があるので、メンテナンスに手間がかかる上に維持費もかかりますね。(直販価格6151円/税込み)

アロマトレイを搭載しているので、アロマオイルを使うことで加湿とともに香りを楽しめるのは女性にとって評価は高くなりそうですね。

もう一つの大きな特徴は、タンク上部から給水できるという点です。

この加湿器はタンク下部の開口部から水が漏れないように工夫したことで、上部のフタを開けるだけで給水できるようになっています。

参考:日経トレンディネット

-まとめ-

ダイソンとカドーの新製品は、超音波式の最大の問題点である衛生面を克服したものですが、より安心感が高いのはダイソンの方ですね。

空気の循環もできるので、サーキュレーターとしても一年中使えそうです。

いずれにしても高級品で、デザインもスタイリッシュ。

用途やお好みに応じて選んでみてください。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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