むくみには弾性ストッキングの着用が有用です。効果的に弾性ストッキングを使用するためには正しく選択し、正しく着用することが大切です。
もくじ
弾性ストッキングの効果
弾性ストッキングは、主にふくらはぎにある深部静脈が圧迫されることにより、静脈弁がキュッと締まる筋ポンプ作用によって、血流の逆流・停滞が緩和されるため、むくみ対策に効果的です。
「むくみ」は、何らかの原因で血管の中から、皮下組織に不要になった血液中の水分「間質液」が漏れ出した状態です。
弾性ストッキングは、皮膚の表面から脚を圧迫することで、血管も圧迫することになるため、「間質液」の漏れ出しを減少させることができます。
また足首付近の圧迫力が強い構造になっているため、重力で下方に水分が移動することを防ぎます。
医療用弾性ストッキング
医療用弾性ストッキングは、着圧あが強めにできているものが多く、むくみの改善にはとても有効で着圧は30mmHg～50mmHgが目安と言われています。
医療用弾性ストッキングは耐久性が優れていることで有名で、VENOSANなどは、圧迫圧も倍以上あります。
そのうえ、着圧が段階的になっていて、足首や足の甲の部分がもっとも着圧が強く、上部に上がっていくに従って段階的に弱くなっていくため、血流が促進されむくみ改善に効果的です。
使用目的別の着圧レベルの目安
着圧レベルの目安（1mmHg＝約1.3hPa）
- 約10mmHg～20mmHg→軽いむくみの症状や夜用
- 約20mmHg～30mmHg →むくみの症状が中度～重度用
- 約30mmHg～50mmHg→リンパ浮腫や下肢静脈瘤など、病気としてのむくみの対策や、エコノミークラス症候群の予防など用
市販のものと、医療用とは仕様が違うので、本気で静脈瘤の予防や治療に取り組もうと思う人には医療用の弾性ソックスが適しています。
市販の弾性ストッキングの圧迫圧は15mmHg以下が殆どで治療には不十分な圧迫圧です。
圧力が高ければいいというわけではありません。
寝るときに着用する弾性ソックスは特にむくみの症状がひどくなっている方でも、着圧レベルが20mmHg以下の製品を使用したほうがいいようです。
寝ているときに30mmHg以上のものを着用していると、足に負担がかかりすぎて動脈閉塞のリスクが高くなります。
さらに長時間の締め付けで、皮膚がかぶれてしまったというトラブルの可能性もあります。
脚の症状に合った圧力のものを使用するようにしましょう。
お値段は3,000円前後から20,000くらいまで、市販品よりは高めです。
医療機関やネットでも購入できるものもあります。
市販の着圧タイツ
市販の着圧タイツや着圧ストッキングは、種類も豊富で価格も比較的安価なものが多く、軽いむくみには適しているといえます。
ドラッグストア・薬局の店頭やインターネット上でも簡単に購入できるのですが、市販の着圧ストッキングにはかかとが無いものが多いので、効果を得るための足首の位置が合わせられないというデメリットもあります。
使用目的別デニール（糸の太さ）の目安
- ～70デニール
軽い血液循環の促進に適しているタイプ。一般的なストッキングに近いタイプ - 70デニール～140デニール
むくみの改善に効果的なタイプ。ストッキングとタイツの中間くらい - 140デニール～280デニール
リンパ浮腫などの治療にも用いられる強圧タイプ。よりタイツに近いタイプ
おすすめ弾性ストッキング
スラリンウォーマー クリスチャンスキニー エクスレッグスリマー スラリスリム ココきゅっと 写真 値段(税込) 5422円 3960円 4277円 1890円 3580円 長さ レギンスタイプ 太ももまで 太ももまで ニーハイタイプ レギンスタイプ 効果 お尻・太もも・足全体 太もも・ふくらはぎ ふくらはぎ痩せ・美脚 ふくらはぎ痩せ 太ももの隙間 口コミ評価 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ おすすめ度 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ 出典：https://着圧ソックス.com/#osusume
－まとめ－
医療用の着圧ソックスは、専門の医療機関によってサイズの計測や医師の診断によって、自分にあったものを購入できます。
市販のものより価格が高くなりますが耐久性が優れています。
市販の市販の着圧ソックスでは、ダイエットに特化した製法をしていたり、見た目も医療用よりは活用しやすいものが多く価格も安いので取り入れやすいと思います。
ご自分の目的にあったものを選んでみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
またお目にかかれることを、楽しみにしております。
🍀マナー＆エステ サロンドクレモナ🍀