和食のマナーあわてない大人女子①

和食のマナーはわかっているようで、あいまいなこと...

けっこうあるので、ご紹介します。

 

基本的にはゆっくりとしたしぐさで、どうすればきれいに見えるかを心がけ

ましょう。

和食のコース料理で一般的なものはが会席料理です。昔武士や貴族が宴会で

お客様をもてなすための本膳料理を出していたのがルーツです。

懐石料理は、「茶懐石」とも呼ばれ、茶を楽しむために主人が手作りした

質素で簡易なもの。基本的には一汁三菜を基本とします。

 

食事までに気を付けること

●洋服はしつらえのよいもので、ノースリーブはNGです。

●和食は器を楽しむものなでなのでアクセサリーで器が傷つかないように

あまり大きなものはつけていかない、もしくははずしましょう。

●香水は和食の部妙な香りを損なってしまうことがあるのでつけていか

ない方がいいでしょう。

●素足は絶対NGです。必ずストッキングや靴下を着用します。

●和室の場合はカバーソックスを持参しましょう。

●和食は男性が上位です。先に案内します。

●口紅は化粧室でとっておきましょう。

 

お箸のマナー

古来より日本では食事の時箸に神様が宿ると考えられていました。

お供えの際に素手では失礼と考え「箸は神様と人をつなぐ橋渡しの道具」と

考えられるようになったそうです。

一本の箸は神様のもの、もう一本の箸は人間のものというという日本人の

気持ちが込められています。

 

お箸にまつわる所作

●箸袋はお箸を取り出してお膳の左側に置きます。

●割箸は膝の上で横向きに上下に割ります。

●食事中にお箸を置く場合は食器の上に置いたりせず必ず箸置きに置きます。

●「箸先五分、長くて一寸」という言葉は、お箸を汚していいのは五分(1.5㎝)

から一寸(3cm)といわれています。

●利休箸(両端が細くなっている箸)の真ん中に巻き紙があるものは巻き紙を

持ちながら箸を滑らせます。巻紙を破るのはNGです。

●箸置きが無い場合、巻き紙を箸置きにしてもかまいません。また、箸袋を

結び文などにして箸置きとして使った場合はその中に箸先を入れます。

●折敷で出る場合、箸置きがない時は箸先を折敷の左側にかけておきます。

●食事が終わったらお箸は汚れた箸先を見せないように箸袋に戻し端を折って

おきます。結んだ箸袋の場合も箸先を差し込みます。

 

美しいお箸づかい

【お箸の持ち方】

①右手で箸の中央あたりを上からつまんで取り上げる。

②左手をお箸の下から添え、右手を右方向へ滑らせます。

③そのまま右手をお箸の下へ滑らせ正しい位置で持つ

【お箸の置き方】

①右手で持っているお箸に、左手を添えます。・

②右手はお箸を滑らせるようにして上側から持ちます。

③お箸置きにそっと置きます。

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やってはいけない箸使い

移り箸 箸を器から器へあちこち移動させること
刺し箸 お料理に箸を刺すこと
迷い箸 器の上で何を食べようかあちこち箸を動かすこと
握り箸 箸を指で握ったまま器を持つこと
渡し箸 器の上に箸を置くこと
寄せ箸 箸で器を引き寄せること
探り箸 料理を器の中でさぐったりかき回したりすること
空箸 料理に箸をつけたのに食べずに戻すこと
もぎ箸 箸についた料理を口でもぎ取ること
押し込み箸 口に入れた料理を箸先で押し込むこと
突き立て箸 ご飯に箸を突き立てること
ねぶり箸 箸先をなめること
持ち箸 箸を持ちながら同じ手で器を持つこと
指し箸 箸で人を指すこと。
涙箸 料理の汁をポタポタ落としながら食べること
回し箸 汁ものの中をぐるぐるかき回すこと
噛み箸 箸を噛むこと
拾い箸 食べ物を箸から箸へ渡すこと

 

※逆さ箸は大皿料理を取り分ける場面で自分の箸を逆さまにして取り分ける

という日常よくしがちな行為ですが、これもマナー違反です。取り分けるときは

お店の人から取り分けようのお箸をお願いしましょう。

 

食事中のマナー

●ナフキンは接待者がナフキンを置いたタイミングに合わせて二つ折りにし、

輪を手前にしておきます。

●おしぼりは胸の下で相手に見えないように使います。顔を拭くのはマナー違反

●ついやってしまいがちな手皿ですが食事中に手を汚すことは避けるべき行為

ですので、手を受け皿にするのはタブーです。懐紙を使うようにしましょう。

●料理の方へ顔を待っていく(犬食い)

●食事中に楊枝を使うことはNGです。

●お品書きと懐紙は持って帰ります。

 

和食はお箸の使い方だけでも意味があり奥深いです。次回は和食での心構えに

ついてお話しますね。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またお目にかかれることを、楽しみにしております。

🍀マナー&エステ サロンドクレモナ🍀

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